今回は,老化の最後の要素,拘縮に関してです.
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萎縮とは
これは分かりにくいのですが,筋肉の柔軟性がなくなって筋っぽく硬くなる感じ
例えばこのおばあちゃんのおでこ,眉間,口周りが拘縮が強いです(萎縮もあります)
表情筋は衰える?
表情筋に関しては色んな説がありまして,今有力なのは,表情筋は加齢とともにほとんど筋力は衰えない.(むしろ眉間の筋力は増える)
でも他の皮膚や脂肪は衰えるので,余計に筋っぽさが目立つという考えです.
一方で,一部の筋肉は薄くなるなるという意見もあります.
どの説にしろ,筋肉の動きを程よくコントロールすることで,表情皺がコントロールできるのは事実です
拘縮の治療は?
拘縮の治療はズバリ,ボトックス!
(正確にはボツリヌストキシンで,その中の1番有名な商品がアラガン社のボトックスですが,このブログでは便宜上ボトックスとしています)
ボトックスはシワ取り注射ではなく,筋肉の動きを弱めてくれる注射です.
ボトックスって怖い?不自然?
実はかなりたくさん行われています.クリニックによっては脱毛の次に行われている,というところも多いです
さらにリピート率もとっても高いです.
万一気に入らなくても,効果は自然に3ヶ月でかなり弱くなり,半年後にはゼロになるので安心してください.
そういう場合は弱めに打つこともできます.もちろん効果も弱めで気になるシワは消え切らないですが,リスクは下がるよ
クリニックによっては,弱めのボトックスメニューがあるところもあります
ボトックスっていつから必要?
ズバリ,気になった時が受ける時です!
シワの治療で1番いいのは,作らない予防です
これは健康も同じですよね.病気になっていい治療を探すより,病気にならない予防医療を頑張ることが1番健康にいいです.
特にエラボトックスは,たるみとの闘いになるので,やりたいなと思っているなら,なるべく早くから始めるのがお勧め
ボトックスでリフトアップ?
ボトックスリフトというメニュー最近じわじわ話題になってきています
イメージとしては,顔の筋肉って綱引きしているイメージで絶妙なバランスを保っています
ボトックスリフトは下げる筋肉を止める
↓
相対的に上げる筋肉が強くなる
というイメージです
糸やヒアルロン酸に比べるとマイルドな変化ですが,手軽なので好きでリピーターも多いです.
ボトックスリフトは実は色々な方法があって,クリニックごとに打ち方がかなり違います.
ベル先生も色んなクリニックに勤めましたが,今のクリニックのボトックスリフトの打ち方は今までとか一味違い,効果も感じやすいと好評です.
ボトックスで美肌作用?
ボトックスを打つと美肌になるというのは,昔から言われていましたが本当です.
正確な作用は分かりきっていませんが,皮脂腺に作用して,毛穴が気にならなくなった,ニキビができにくくなった,というのは良くあります
なので私は,おでこは美肌効果を狙って,多めに細かく打つようにしています
ボトックスと上手にお付き合いするコツ
私が考えるコツをお伝え
・初めから100点を目指さず,少しづつ自分にとって心地よい量を担当の先生と模索する
・関係し合っている筋肉は両方止めるなど,複数部位するのもお勧め
(表情筋って,複雑に強調し合っています.なので,意外な作用がでることがありますので)
ベル先生のクリニックでのボトックス
そんな皆様のために,
50単位,100単位お任せプランという単位うちも用意いたしましたので,お楽しみに!
もちろん私のクリニック以外でもこのような単位内でお任せ,というクリニックは最近増えているので,合う先生を見つけられるといいと思います 😛