どうやってクリニックを選ぶか、私の意見を紹介します。
脱毛クリニックに関してだけど、美容クリニック選びでも通じることはあると思います。
おすすめのクリニックだけ知りたい人は、目次を使ってくださいね(笑)
この記事を読んでわかること
・脱毛の口コミサイトのメリットとデメリット
・ベル先生流!脱毛クリニックの選び方
・お肌タイプとおすすめ脱毛機
・脱毛専門クリニックか美容クリニック、どちらで脱毛すべきか
Contents
脱毛の口コミサイトをオススメしない理由〜メリットとデメリット〜
クリニックのHPだと、いいことばかり言うの当たり前。でも口コミサイトだと、第三者からの意見だから信頼しやすいと思って。
まず私が思う口コミサイトの問題点をご紹介
脱毛の口コミサイトの口コミは、誰がしているのか?
これは、当然と言っては当然なんですが、口コミって一部の人の意見でしかないです。
では、どうやって、そのような口コミを集めているのでしょう?
クラウドワークスなどのおこずかい稼ぎの人
実は、クラウドワークス・ランサーズなどで、おこずかい稼ぎに脱毛クリニックの口コミを書いている人が多いんです。
中にはクリニックに覆面調査で来院し、記事にするバイトなんかもあります。
私もクラウドワークスに登録してたことあるのですが、あまりの脱毛案件の多さにびっくりしました。
この人たちの記事って、脱毛の施術を受けて1回とかの時点でのものが多いです。
後ほど詳しく説明しますが、脱毛は1回でツルツルになることはありえないし、口コミするには早い段階だよな、と思います。
この仕組みが悪いとは言わないですが、自分に合うクリニックを見つけるための情報にならない可能性があります。
有名人、インフルエンサーを利用
この辺は、有名な手法ですよね。
お金をもらっていたり、宣伝のために無料で施術してもらえるので、悪いことは言いませんよね(笑)
口コミを売っている企業もあるようで、かなり巧妙に作られているようで、一般人にはそれがフェイクの口コミか見分けがつかない、と言われています。
脱毛の口コミサイトの口コミは、どの時点での話か不明
脱毛の口コミは、どの段階の人でも口コミできてしまうんです。
実際は、クリニックでレーザーを当てた直後、の口コミもたくさんあります。
また、このような可能性も含んでいます。
例えば、エステ脱毛に関する口コミで、施術後に毛が抜けたばかりで投稿。
「エステでも抜けました!」「毛が生えてこないです!」
と言う口コミがあったとしましょう。
でもそれって、エステ脱毛の原理を考えるとこうです。
“毛を作る領域”が弱る
↓
一時的に次に毛が生えてくるまでの期間が伸びる
だから一旦抜けたとしても、しばらくしたらまた生えてくるんですよね。
毛が抜けた直後だと悪気なく、
「エステでもツルツル」
など口コミしている可能性は、大いにありますよね。
脱毛の口コミサイトは、どの部位も同じように評価されてる
脱毛は施術部位によって、効果が変わります。
脇、ひざ下、Vラインなんかは、割とどの機械をどんな風に使っても、綺麗に抜けるんですよね。
硬毛化もしにくいです。
でも産毛は、医療の力を持ってしても、なかなか手強いです。
硬毛化のリスクも上がります
だから濃い毛と産毛を同じように、比べてるものではないよな、と思います。
脱毛の口コミサイトのメリット・デメリットのまとめ
脱毛の口コミサイトの問題点
脱毛の口コミサイトを参考にするとしたら、こういう点
脱毛の口コミサイトよりも、役に立つ!脱毛クリニックの選び方
レーザー脱毛によるメリット・デメリットを正しく知ろう(基礎知識を身につける)
どの施術を受けるにしろ、起こりうる副作用、リスクを把握するのは超大切
最近は少ないですが、サラッとしかお話ししてもらえないクリニックもあると思います。
あと説明してもらえる、と理解するは別物ですからね。
あとはTwitterで知ったのですが、硬毛化のリスクなどあまり話されてないクリニックも未だにあるのが現状です。
↓まずは、自分で医学的に正しい脱毛に関するメリットとデメリットを知っておきましょう
↓さらに詳しく、脱毛器の違いを知りたい方はこちら
自分がどこまで脱毛したいのか決める(ゴール設定)
どこまで脱毛するかは、個人の考え方によって正解が違います。
メリットとデメリット、予算、時間などのバランスを考えて、どこまで脱毛するか決めることになります。
脱毛に関する私の個人的な意見
【濃い毛は一刻も早くレーザー脱毛】
具体的にいうと、
「2−3日に1回カミソリで剃っている部位なら、すぐにでも医療脱毛したら?」
と思います。
自己処理による肌ダメージがあるから。
特にいわゆるカミソリ負けしやすい人は、絶対おすすめ!
カミソリ負けは繰り返すと、炎症後色素沈着というシミ、黒ずみになりますよ。
わき・ひざ下・Vラインは脱毛効果も高くて、硬毛化のリスクも低いという美味しい部位なので、ほぼすべての人にオススメ。
脱毛器もどれを使ったとしても、効果が得られやすい部位です。
【産毛は人それぞれ正解が違う】
それはかなり各自の判断になるよ。
まず知っておいて欲しいのは、産毛は硬毛化という、とても治療に苦労する状態になる可能性がある!!ということ。
硬毛化しにくいレーザーというのはありますが、それでもゼロではありません。
あとは医療脱毛を持ってしても、
”産毛は”次生えてくるまでの期間を伸ばすだけ”、
となることが珍しくありません。
女性の場合、ワキ・ヒザ下・Vライン以外は永久脱毛というには限界がある、と2019年の美容皮膚科学会で発表されている先生もいるぐらいです。
よくある質問:硬毛化の確率は?
硬毛化の診断は実は難しいことも多く(施術前の毛が生えている状態の写真があることが望ましい)、正確なデーターを出すのが難しいです。
アレキサンドライトに関しては、0.6-10%と報告している文献もあります。
硬毛化しやすい部位では、5ー10%前後と説明しているクリニックが多いです。
私が産毛を脱毛する上で、一番起こったら大変だなと思うのが、硬毛化です。
硬毛化はしない人の方がもちろん多いのですが、すると本当に戻すのが大変なので、そのリスクを承知の上で、脱毛することになります。
リスクも許容や効果を理解上で、脱毛するのは賛成です。
もし脱毛したいなら、硬毛化しにくいレーザー(私のおすすめは3波長同時蓄熱式レーザー)を使うのがオススメ。
↓硬毛化に関してはこちらを読んでください。
万人に合う正解はないです。
リスクを知った上で、それぞれ自分なりににベストのものを選んでもらえればなと思います。
自分のニーズにあったレーザー脱毛機を知る
基本的には過去記事を読んでもらえれば、どの種類がいいかは決められると思います。
今回は逆引き的なイメージで、私が思うオススメを紹介します。
普通肌の人、毛が濃い部分だけ脱毛したい
ぶっちゃけ、どの機械で脱毛してもOK
あえて言うなら、
抜け感が欲しい・昔からあってエビデンス多いものがいい:アレキサンドライトレーザー
施術時間は短いのがいい、痛みが少ないのがいい:蓄熱式レーザー各種
(ソプラノチタニウム、ソプラノアイスプラチナム、メディオスターなど)
普通肌の人、全身脱毛したい←産毛込み
おすすめの脱毛レーザー:
3波長同時蓄熱式レーザー(ソプラノチタニウム、ソプラノアイスプラチナム)、
2波長同時蓄熱式レーザー(メディオスター)
産毛の部位も含まれているため、3波長同時蓄熱式レーザーなど長い波長が入って、硬毛化しにくいものがオススメ
また、全身は施術に時間がかかるため、蓄熱式がオススメ
ショット打ちレーザーで全身を行う場合は、かなり時間がかかります。
※クリニックによっては、硬毛化しやすい部位はそれに向いた機械に変えてくれるところもありますが、かなり一部です。
色黒さん、色が濃い部位の脱毛をしたい人
痛みが少な終わらせたい:蓄熱式レーザー各種
ぬけ感が欲しい人、脱毛範囲が狭い人、痛みに強い人:ヤグレーザー
※アレキサンドライトレーザーはヤケドのリスクが上がるので、オススメしません。
ショット打ちのダイオード(ライトシェアドゥエット)はアレキサンドライトよりはOK
敏感肌・アトピーがあって心配な人
本当はどれでも大丈夫(むしろアトピー性湿疹、毛嚢炎などの改善効果も実はあり)
それでも心配な人:蓄熱式レーザー各種
実際はそうなんだけど、どうしても誤解が多いところ。
大手チェーンの場合は、湿疹部分は軽度でも、照射してくれないこともあり。
顔の美肌効果(シミやニキビ改善)もついでに欲しい
アレキサンドライトレーザー
※ただしシミやニキビには、もっと効果の高い治療法がたくさんあります。
脱毛のおまけ程度のにしか、効かないです。
さらにシミと思っていたものが、肝斑の場合は、悪化する可能性があります。
毛嚢炎が心配な人
蓄熱式レーザー各種
特に、毛が濃い部分は起きやすいです。
大半ができても自然に治るから、問題ないんだけど、やっぱり毛嚢炎できないに越したことはないですよね。
硬毛化が心配な人
範囲が広い、痛みに弱い:3波長同時蓄熱式レーザー>2波長同時蓄熱式レーザー
範囲が狭い、痛みに強い:ヤグレーザー、針脱毛
うなじなどの部位をデザイン脱毛したい(グラデーションをつけたい)
蓄熱式レーザー各種
蓄熱式レーザーは、上手に利用すると、“毛は残して、薄くするだけ”と言う使い方もできます。
うなじをデザインするには、ぴったりです。
コラム:最近よく“メディオスター”
メディオスターネクストプロの波長は、808+940
ソプラノアイスプラチナム(チタニウム)の波長は755+805+1064
選ぶなら、後者でしょ、と思います。
それぞれの脱毛クリニックの特徴を考慮する
ここまでで、大体どの機械がいいかなー、とは候補はついたはず。
でもクリニックによって、色々違いがあって迷う。
いくつかクリニックの特徴を、見ていきましょう。
複数種のレーザー脱毛機があるクリニックのメリット・デメリット
契約する時に、
どの機械を使うのか
機械を変えることに条件はあるのか
を確かめておきましょう。
ちなみに、特に何も言われない・ルールがない場合はリクエストすればその機械で照射してもらえます.
1種のみのレーザー脱毛機を使うクリニックのメリット・デメリット
「この機械で脱毛したい」、と決まっているのであれば、おすすめ。
脱毛専門の大手クリニックのメリット・デメリット
個人的には、大半の人が大手脱毛クリニックでも、十分な人が大半だと思う。
脱毛以外も行う美容クリニックのメリット・デメリット
肌に何らかのトラブルがある人、大手クリニックで断られた人、脱毛に不安がある人にはおすすめです。
その中でも特に、皮膚科・形成外科の先生が個人で経営されているクリニックの脱毛は、細やかな状況に対応してもらえます。
脱毛のカウンセリング予約でチェックしたいこと
カウンセリングの予約は取りやすかったか
カウンセリングの予約さえ取りにくい場合は、今後の施術の予約も取りにくい可能性高いです。
希望部位の施術にかかる時間
あんまり長いと、時間がもったいないだけではなく、けっこう疲れますよ。
キャンセル・変更規約・遅刻した時の規約
脱毛って2−3ヶ月毎なので、結構予定が変わってしまうことはあります。
シェービング代・麻酔代などのその他必要な費用
一見HP上安く見えても、実は色々追加料金がかかった、とならないように事前に聞きましょう。
起こりううる副作用に対する対応(特に硬毛化の対応)
硬毛化に関しては、何回も言っているように治療方法がまだ検討中の段階です。
・放っておくしかない
・前よりも高頻度で当てる
など両反対の意見も、有名な先生たちの間ですら、聞かれます。
そのため、事前にそのクリニックがどう考えているのか、どう対応してくれるのかを知って、本人が納得できるのなら受ける、というのがいいと思います。
脱毛口コミサイトより信憑性あり!ベル先生のおすすめ脱毛クリニック
医療脱毛は、大手脱毛クリニックでも大丈夫なことが多い
美容施術の中には、クリニックや医師を、かなり吟味した方がいいものもあります。
でも脱毛に関しては、私は個人的には、大手脱毛クリニックでいい人が大半なんじゃないかと思います。
理由
・コスト面や利便性がかなり有利
・脱毛レーザーで生じうる副作用は、対応しやすいものが多い
・硬毛化はまだメカニズムが解明されておらず、治療はどこでも苦労する
↑大手クリニックは機械の種類が多く、それにより解決の可能性もあり
※かなり稀ですが、色素脱失が起きた場合は、皮膚科専門医がいるクリニックの方が治療しやすいです(それでも治療は苦労する)。毛嚢炎、ヤケドの治療は程度によりますが、そこまで難しくないことが大半です。
コスパ面に関しては、美容クリニックを経営されている方々も、「あのコスパに関しては、脱毛専門クリニックには勝てない」とボヤいておられました。
もちろんそうゆうクリニックもありますが、レーザー脱毛って前も話したけど、トラブルは少ない部類の背術です。
そしてそうゆう大手はマニュアルがしっかりしているので、それで大半は問題なく対応できると思います。
ソプラノチタニウムとは?
・3波長同時蓄熱式レーザー
(痛みが少なく、硬毛化・ヤケド・毛嚢炎のリスクが低い)
・その中でも最新型のため、照射口が大きく、時間が大幅に短縮
(1/2以下)
ソプラノアイスプラチナムとは?
・3波長同時蓄熱式レーザーで、硬毛化などのリスクが少ない
・ソプラノチタニウムの1個前のモデル。違いは、照射口の大きさ!
→チタニウムより、施術に時間がかかる。
”ソプラノ”間違いがよく見られます。
ソプラノ、ソプラノアイス、ソプラノアイスプラチナム、ソプラノチタニウムと種類があり、非常にややこしいです。
全部蓄熱式なんですが、波長が違います。
おすすめは、ソプラノアイスプラチナム、ソプラノチタニウムの2つです。